Bar Maeda　(バーマエダ) | 日記 | 週末ラム⑦　ヨコスカ・ラム

本日ご紹介するラムは「遠州横須賀　甘蔗（かんしゃ）の酒」
ヨコスカ・ラムです。

ヨコスカ・ラムは静岡県の横須賀（掛川市）から静岡の
地砂糖「よこすか・しろ」の２次加工品として作られたラムです。

サトウキビの北限は昔高知県とされていましたが、1790年頃に
横須賀藩の１人の藩士が土佐から密かに四国土佐からサトウキビの
栽培方法、精糖技術と一緒に苗を持ち帰り、藩の保護を受け
基幹産業として全国に搬送されましたが、明治以降に途絶えてしまいました。

時を経て、平成元年「まちづくり実行委員会」が伝統製法による
お砂糖「よこすかしろ」を復活させ、それを原料としたラムが誕生しました。

甘蔗（かんしゃ）とはサトウキビのことで、感謝の意味も込められています。
そして、アルコール度数34度は、サトウキビ栽培の世界最北端(北緯34度)で
作られたからです。

柔らかく甘い香りと、どことなく上品で爽やかな余韻が長く
和菓子と相性の良さそうな繊細さを持つラムです。

20日(土)～22日(月)は和菓子をご準備しております。
和菓子とヨコスカ・ラムのマリアージュを当店で楽しんでみませんか？